【#24 ボートレース大村】大村競艇場の水面特徴

ボートレース大村(大村競艇場)

水面特徴

1コースの一着率はNo.1

ボートレース大村の最大の特徴は、何といってもインコースが強いことです。
昔は満潮の時に強いと言われていましたが、最近は干潮でもインコースが強いシーンが見受けられ、
インコースの一着率は60%オーバー(全国のインコースの1着率平均は50.9%)、3連率は75%を超えています。
風向きも影響し、追い風がスロースタートのインコースには有利という点も勝率を上げる要因のひとつです。

特にトップレーサーが集まるSG競走ともなればスタートも横一線のスタートになりやすく、インコース優位の傾向に更に拍車がかかってきます。
インコースを度外視した舟券はよほどのこと、例えば1号艇の起こしが悪かったり、スタートで立ち遅れる可能性があるケース以外は無謀と言っても良いと考えられます。

2マークは「差し」を得意とする選手が有利

もう一つの特徴は、2マークの出口のうねり。
2マーク側の防波堤の下部が開いており大村湾と繋がっているため、目に見えにくい独特のうねりが発生するので、
2マークはキャビテーションを起こしやすく、ツケマイがほぼ効きにくい状態になります。
まくりを選択してもほとんどのケースで流されてしまい一着争いどころか三着争いに巻き込まれてしまいます。
2マークの攻略は「差し」が定番となっています。

しかし、この差しも先行艇がターンミスして旋回が流れてしまう、艇がバタついて遅れるなどのミスでもない限り、一周2マークでの逆転劇は、難しい展開がほとんどです。
特にSG競走、G1競走といったA1級選手ばかりのハイレベルなレースであれば、よりこの傾向が強くなります。

一周2マークを真っ先にターンできる艇が一着を取る可能性が高くなり、追走する艇が差しを選択した場合に二着確保できる、
という展開も一周1マークで先行しやすい1コースの艇の勝率を上げる要素にプラスに働いています。

スタート勘を掴んだ選手が有利

スタートに関しては、「大村はスタートが難しい」という声を聞きます。
目標物が無い、風向きが変わりやすい事が主な原因で、スタートが慎重になる選手が多いようです。
判断材料の一つとしては出走表等のその節のスタートタイミングを見て、その選手がスタート勘を掴んでいるかどうかがひとつの目安となるでしょう。

スタート後の一周1マークの展開としては1号艇の「逃げ」に対して2号艇が「差し」、3号艇は「まくり」か「まくり差し」、その状況を見て4,5,6号艇は差しか外マイの選択となります。
また4 号艇(4コース)のカドがスタートを決めた際に、スタートで出切ってしまえば「まくり」、内側の艇が伸び返すようなら「まくり差し」での頭狙いというケースも出てきます。

まとめ

・インコースが圧倒的に有利
・差しの得意な選手は要チェック
・直前展示でスタートタイミングを見ることをお忘れなく

ボートレース大村は、インコースが圧倒的に有利なボートレース場になります。
ですから、基本的には1コースを軸に考えて予想を組み立てましょう。
しかしながら、スタートがあまりにも合っていない選手や、出足系統が弱そうな選手は優先度は低くしても構いません。
ぜひ参考にしてみてください。
https://omurakyotei.jp/

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