【#15 ボートレース丸亀】丸亀競艇場の水面特徴

ボートレース丸亀(丸亀競艇場)

水面特徴

インコースが強い

一般的にはボートレース江戸川と同等、もしくはそれ以上に基本的にはインコースが強い競艇場として全国的に有名です。
しかし個人的には、ボートレース丸亀のインコースが強いという解釈に若干の違いがあると思います。
「インコースが強い=インコースが1着を取る確率が高い」という解釈にはなりません。
現に過去の競走結果を見ても一着にインコース(特に1号艇)が入らずに他の艇が入る事が数多くありますし、
舟券にしても12レースあれば万舟券が飛び出すレースもちょこちょこ出てきます。
実際の解釈としては3着以内にインコース(1号艇)が入ってくる確率が高いという解釈が正しいかと思います。
実は、丸亀のインコースの3連対率は80%前後まで膨れ上がります。
なので3連単の舟券を購入する場合には、インコースに入るであろう艇(おそらく大半が1号艇)を常に舟券に含める事が丸亀攻略の第一歩になります。

様々な決着がある

前述でインコースが必ずしも一着になる確率が高くないと述べましたが、
3連対の組み合わせに関しても独特で1-2-3や1-2-4といったレースが何レースも続きますという事はなく、色とりどりな決着を見せます。
データ上では、なかなか見えてこない部分かもしれませんが、1日12レースあると、あるレースで突然6号艇が一着を取ってみたり、5号艇が一着を取ったりするレースが出てきます。
それもあってか万舟券もそこそこの確率で出てくるので、穴党の方にも十分に楽しめる競艇場になっています。
なぜこのような特徴を持っているかは、ボートレース丸亀(丸亀競艇場)特有の水面や風、コース間取りなどいくつかの要因が重なり合って生まれてくると考えられます。

あらゆる要素がここにはある

日中よりも気温が下がるナイターレースでは、モーターの回転数が高くなり、モーターの出足が良くなるためインコースが有利という傾向があります。
ただし、丸亀の水面の広さは全国的に見ると中くらい。
ターンマークの移動により思い切りのよいレースができると選手間でも好評を得ており、決まり手も、逃げ、まくり、差しと多彩になっています。
この点がまず様々な3連単の組み合わせを生み出します。
また、海水であるため潮の干満が影響してきます。
そのためボートレースまるがめサイトには 潮汐表が掲載されています。
潮が満ちている時間帯は、うねりが発生しやすく水面が不安定になり、全速で回るのが難しくなる傾向が強いので、インコース以外の艇には1着を取るのが難しい水面になります。
そのため狙い目としては、インコースの「イン逃げ」か「差し」が狙い目になります。
逆に潮が引いている状態では、思い切った旋回が可能になり「まくり」など外側の艇にもチャンスが膨らんできます。
丸亀は、季節風も影響を与えてきます。風向きは1年を通して北からの向かい風、特に冬場は、ひときわ風が強いようです。
しかし天候の変り目は、時折追い風が吹いて状況が一変します。
特に干潮時の向かい風であれば「まくり」が決まる可能性が高くなります。その逆で満潮時の追い風であれば「差し」が決まる可能性が高くなります。
水面や風の影響だけでなく、番組表によってもレースに影響を与えています。
一般的にはボートレース丸亀(丸亀競艇場)はインコースが強い競艇場として全国的に有名です。
そのためインコースと2コース(壁役)に強豪選手が入るとオッズが極端に偏るため、一般戦では番組の編成者が配慮してインコースに強い選手が固まらないようにしているそうです。

まとめ

・出目は様々
・インコースは強いが一着とは限らない
・海水面なのでうねりや潮にも要注意

ボートレース丸亀は、インコースが有利ではありますが、必ずしも一着というわけではなく、二着三着でも絡んでくるボートレース場です。
出目も「よく出る」というものはなく、本当に様々な決着となりますので、しっかりと展示などを見て展開を予想してから舟券を購入することをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。
https://www.marugameboat.jp/

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